頭の良さに学歴なんて関係なくね?
こんにちは!アラサー大学生のルイです。
今回は、こういった疑問に答えたいと思います。
この記事の対象者
- 学歴の話が大好きな人
- 学歴と頭の良さの関連があるか疑問な人
この記事の内容
- 学歴と頭の良さの相関性についての考察
この記事を書いている人
- 偏差値41の高校を卒業し、25歳で国立大学に入学したアラサー大学生
頭がいいとは何か?
まず、学歴と頭の良さの関係について考察する前に頭がいいとは何か?を示しておきます。
僕が思う頭の良さの定義は以下の三つです。
- 理解力がある
- 頭の回転が速い
- 批判的思考ができる
この定義を基準にすれば、学歴と頭の良さは相関があるように僕は思っています。
というのも、この定義のうち二つは大学の人に当てはまる傾向にありました。
それに対して、高校の人たちはどれも当てはまる傾向になかったのです。
全員ではないですよ。
傾向的な話ですので、誤解のないように。
高校と大学の同級生を比較
まず、頭が良い悪い以前に、大学に入って衝撃でしたね。
高校は低偏差値でチャラチャラした人間の集まりだったのですが、大学の雰囲気は打って変わって真面目でおとなしい人が圧倒的に多かったです。
「同じ人種とは思えない、、、」くらいの衝撃でした。
僕の大学は、国立の中では偏差値的に下位だと思います。
それでも「まともな人間が多いな」と入学した当初、本当に感動しました。
授業中は一言も私語がないし、プリントなどを回すときもきちんと会釈してくれたりとマナーがなっている人が多いです。
僕の高校だと、授業中に私語をするのは普通で、静かな授業って逆に記憶にないくらいです(笑)
まあ、そういった意味で高校時代の人と比べたら、今の大学の人たちは明らかに人間が出来てるなあと強く思いました。
ここで、偏差値41の高校と今通っている国立大学の同級生を比較して、それぞれの特徴をまとめておきます。
偏差値41の高校(母校の場合)
- 明るい人多い
- 頭髪が派手な人が多い
- イケメン、美女が多い
- ヤンキーみたいなやつがカースト上位
- 社交的な人が多い
- アウトドアな人が多い
- 不真面目な人が多い
- 垢ぬけてる人が多い
今通っている地方国立大学
- 暗い人が多い
- 落ち着いてる人が多い
- 黒髪が多い
- カーストが存在しない
- 男は身長が低い人が多い
- インドアな人が多い
- 真面目な人が多い
- 垢ぬけてない人が多い
少し辛辣というか、毒も入っていますがこれが正直な感想です。
話を戻します。
大学の人たちは、「理解力」があって「批判的思考ができる」人間がかなり多いです。
つまり、大学の友人たちは、僕が考える3つの頭の良い定義のうち、二つは当てはまっている人が多い印象なのです。
頭がいいと思う人の三つの定義
理解力がある
僕のいう理解力は、知識に裏付けされた認識能力のことです。
例えば、会話をしているときにこちらが
「なんかさぁ~最近、虚無感がひどい」
というような表現をしたところで、相手が虚無感という意味を理解していなければ、こちらの心情や意図が伝わらないですよね。
言葉というのは意思伝達をする上でかなり重要です。
日本語においては繊細な感情の機微を表す言葉もたくさんありますし、なおのこと重要なんじゃないでしょうか。
また、歴史について話すときなんかにも相手に最低限の知識がないと、会話が成立しません。
こちらが、一般教養レベルの太平洋戦争の真珠湾攻撃について話していても相手が
「真珠湾って何?」っていうレベルだと会話が続かない。
つまり、
「相手に言葉や歴史等、一般常識の知識がないということが、理解力の有無を左右している」
と僕は考えます。
そして、この知識に裏付けされた認識能力(理解力)が大学の友人たちは、高校の友人たちと比べて持っている人が多いと感じました。
頭の回転が速い
これは、大学の友達には当てはまらないと思っています。
正直ですみません(笑)
むしろ、高校の同級生達の方が頭の回転は速い人が多いと思います。
この頭の回転が速いというのは、あまり知識とかは関係ないと僕は考えています。
頭の回転が速いっていうのは、会話をしていて間髪入れずに、すぐさま返事なり突っ込みができる様子ですかね。
こちらはどちらかというと、理解力というより、処理能力ですね。
まぁ、これって会話をしていて普通にわかるので理屈云々よりも、感覚的なものとも言えます。
話すスピードが速い人とは頭の回転が速い傾向にありますね。
例:島田紳助さん、メンタリストDaigoさん
お笑い芸人とかは、この能力に長けた人が多い印象です。
批判的能力がある
僕の考える批判的能力とは、例えばメディアや著名人などの発信を鵜呑みにせず、
「物事を正確に識別できる能力」のことです。
この能力ってめっちゃ大事ですよね。
情報化社会の現代では質の悪い情報も溢れており、詐欺や洗脳じみた情報もたくさんあります。
このような状況で持つべき資質、発揮すべき能力が「批判的能力」です。
大学の人はあらゆる事象に対して、批判できる人が多い印象ですね。
まぁ、大学の人といっても、全員と関わったわけではないですが。
僕が会話をしたことがある大学の友人は、総じてこの能力に長けている人が多いなと感じました。
大学の教授が、一年のときに
「リテラシーを持って、批判的に物事に接することが大事」
と力説していましたが、みな意識して実践しているんでしょうか(笑)
最後に
いかがでしたでしょうか?
エリート人生を歩んでいる人や、極端に勉強をしていない人たちの学歴に対しての価値観というのは偏っている気がしています。
物事というのは、多面的に捉えることが必要で中立的な立場の人の意見というのがもっとも説得力があると思っています。
両方の立場がほどよく理解できますからね。
というわけで、僕みたいに偏差値の低い高校を卒業して、国立大学に通っている人(または通っていた人)ってあまりいないと思ったので今回このテーマで話してきました。
僕は、この両極端の経験をすることによって、環境って本当に大事だなと痛感しました。
もし、高校や大学についての進路に迷われている方がいるなら、できるだけ偏差値の高い学校に通うことをおすすめします。
というのも、他の大学に行った周りの友人に話を聞いている限りでも、偏差値が高ければ高い学校の学生ほど、まともな人間が多くて頭のいい人が多い傾向があると感じるんですよ。
今こちらの記事も合わせて読んでみてください。
今日のテーマに関連した書籍も紹介しておきます。
スタディサプリの講師たちが本音で語ってくれていますので参考にしてみてください。
「学歴は、鎧のようなものでしかない。裸になったときの自分が大事。」
こんなことを言っている東大卒の友人もいます。
僕は、「戦場(社会)に行くなら、鎧(防具)はあった方がいい。防具の有無で生存率が変わってくるじゃん。」という立場です。
まあ、両方とも正しい側面はあると思います。
そして、このどちらに共感するかで、学歴が必要か不要か?という立場にわかれる気がしています。
ただ、確実に言えるのは学歴は持っておくと損はなく強力な武器になるということですね。
ここまで長く書いてきましたが、少しでも参考になれば嬉しく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました☆
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