コールセンターでバイトしたいんですけど、
受信と発信どっちが楽ですか?
こんにちは!アラサー大学生のルイです。
今回はこういった疑問に答えたいと思います。
この記事の対象者
- コールセンターの受信と発信の違いが知りたいという方
この記事の内容
- コールセンター受信業務と発信業務の特徴およびメリット・デメリットを紹介
この記事を書いている人
- 受信オペレーターと発信オペレーターの両方を経験したことがある人
コールセンターのバイトは受信の方が楽
結論からいうと、受信の方が楽です。
業務内容によって多少は負担が変わると思いますが、基本的には”受信の方が楽”と思っていただいていいです。
僕は、
- 発信オペレーター2年(保険の資料送付を案内)
- 受信オペレーター1年半(健康食品の問い合わせ対応)
のバイト経験があります。
明らかに発信業務の方が辛かったです。
その分、時給とかは高く設定されていますけどね。
では、具体的に受信業務と発信業務のメリット・デメリットを比較しながら解説していきます。
コールセンター受信(インバウンド)
コールセンターの受信は、インバウンド業務ともいわれ、顧客からかかってきた電話に対応するのが主な仕事内容になります。
ちなみに、僕は健康食品の申し込み、解約、問い合わせなどの対応をしていました。
受信のメリット、デメリット
受信業務のメリット
受信メリットは下記です。
- ストレスが少ない
- タイピング力がつく
ストレスが少ない
受信の1つ目のメリットは、圧倒的に精神的なストレスが少ないことです。
受信の場合、お客様から用があって電話をかけてきます。
そのため、あまり不機嫌な人はおらず、こちらの話もきちんと聞いてくれる人が多いです。
受信は、最低限の会話が成立するので精神的なダメージが少ないです。
発信ではまともに話を聞いてもらえませんから(笑)
「ストレスが少ない」というのが、発信よりも受信の方が楽と思った主な理由になります。
タイピング力がつく
受信の2つ目のメリットは、タイピング力がつくことです。
受信の場合は、発信に比べれば”お客様からの情報量”が多いです。
オペレーターは用件と、対応詳細等をパソコンで入力する必要があります。
その積み重ねでやがて、タイピング力がつくようになります。
慣れれば電話と並行して入力していくようになるので、タイピングもさらに早くなっていきます。
受信業務のデメリット
受信デメリットは下記です。
- 時給が安い
- 会話量が多い
- 覚えることが多い
時給が安い
発信業務と比べると、受信業務の時給相場は安くなっています。
ただ、”発信業務と比べると”安いというだけです。
他のバイトと比べて、特別安いわけではないです。
発信と比べると楽がだからこそ、時給は安くなっているように思えますね。
会話量が多い
これは、少し人によって受け取り方が違うかもしれませんね。
だいたいの人は、”会話量が多いこと”をメリットとは感じないと思ったので、デメリットに入れときました。
僕は人と会話することが嫌いなので結構きつかったです。
中には、「会話量が多いほうがいい!」という人もいるかもしれません。
コールセンターで働いているときに、実際いましたから(笑)
そういった人にとっては、メリットにもなりえます。
業務で覚えることが多い
発信に比べれば、受信の方が覚えることは多いです。
受信業務はいわゆる対応窓口なわけです。
ある程度は知識を有しておく必要があります。
僕が働いていた場所だと、商品の説明を求められることもありました。
お客さんは電話をかけてくる前に質問を用意していたりもしますし。
まぁ、マニュアル等の情報も用意されているので、慣れれば覚えられるはずです。
覚える量が多いというのはあくまでも、”発信に比べれば”という程度です。
コールセンター発信(アウトバウンド)
コールセンターの発信はアウトバウンドともいわれます。
顧客に電話をかけていくというのが主な仕事内容になります。
発信業務のメリット
発信メリットは下記です。
- 時給が高い
- 営業スキルがつく
順番に解説していきます。
時給が高い
発信は全体的に時給が高いです。
他の仕事に比べてもかなり高い時給で求人を出しているところが多い印象ですね。
精神面での負担も大きいため、時給設定を高くしておかないと人が集まらないのではないでしょうか。
営業力がつく
僕がしていた発信の仕事は、
「保険資料の送付をさせてもらってもいいですか?」
とひたすら個人宅に電話をかけていくようなものでした。
反応が良ければ、訪問アポの確約を取りにいく感じ。
まぁ、よく家にもかかってくるあの保険の勧誘ですね(笑)
あ~あのうっとおしいやつな( ;∀;)
そーそー(‘ω’)
基本的には、資料の送付でさえも断られることが多く、「いいですよー」なんて言ってくれる人はかなり少ないです。
いても、だいたい認知症のおばちゃんか、中学生の娘さんかって感じでした。
続けていくうちに徐々に資料送付の承諾をもらうコツとかがわかってきます。
「あー明るく話せばいいんだな」とか、「抑揚大事だなぁ」とかいう感じです。
そのように試行錯誤していくことで、ある程度の営業スキルが身に付きますよ。
発信業務のデメリット
発信デメリットは下記です。
- ストレスがたまる
- ノルマがある
順番に解説していきます。
ストレスがたまる
コールセンター発信業務のストレスは半端じゃないです。
僕が働いていた会社は名乗り名に、”保険”というワードが入っていたので、もう一瞬で切られてました。
僕「恐れ入ります~、〇〇保険サービスの……」
客「結構です!!(ガチャっ...)」
ってな感じが基本でした(笑)
これをめげずにひたすら電話をかけ続けていかないといけないので、相当メンタルやられます。
一年以上残って仕事している人は、相当な変わり者か、年配の人って感じでしたね。
ノルマがある
明確なノルマがあったわけではありません。
でも、”一日何件送りましょう”とかいう目標値みたいなものがありました。
その目標値を達成できなければ注意されることもありました。
実質ノルマはないようであったようなもんですね。
どっちやねん!(*_*)
まぁ、暗黙のノルマみたいな?
これはすごくプレッシャーでした。
僕の勤務先では、何件資料送付したのかわかるように、各PCの横にある棒状のものに玉を差してました。
みんなの成績というのが見えてしまうような環境で、嫌でしたよ。
実際、あまりにも取れない日が続くとチームリーダーにも嫌な顔されます。
最後に
いかがでしたか?
最初にお伝えしたように、発信オペレーターと比べると受信オペレーターの方が楽だと思います。
個人的に感じた一番の大きな違いはストレスの大きさですね。
発信の仕事はとにかくストレスはたまります。
「メンタルの強さに自信あります!」みたいな人以外は、避けた方が無難だと思いますよ。
まぁ、たかがバイトですし、好奇心旺盛な人はチャレンジしてみてもいいかもしれませんが。
向いている人もなかにはいるでしょうしね。
迷うならやってみるのもいいでしょう。嫌ならすぐやめてしまえばいいですからね。
この記事がなにかの参考になれば嬉しく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました☆
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