【偏差値41の高校卒】底辺人間25歳が独学で国立大に入るまで

ノートの写真大学生
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社会人から大学に入った人の話聞きたいです

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こんにちは。アラサー大学生のルイです。

今回は、僕が25歳で大学に入った経緯を話したいと思います。

この記事の対象者
  • 大学に入り直したいと考えている社会人
記事の内容
  • 25歳で大学に入学するまでの経緯を紹介
この記事を書いている人
  • 偏差値41の高校出身
  • 25歳で国立大学に入学
僕が合格して通っているのは地方国立であり、難易度の高い国立大学ではありません。

23歳で大学受験決意し、25歳で大学入学

本を読んでいる男

僕は2018年に25歳で地元の国立大学に入学しました。

現在(2020/4/6)は27歳で大学3年生です。

追記:2021/11/30現在、29歳で大学4年になりました

The、アラサー大学生です(笑)

大学受験を決意するまでの経緯

ざっくりと受験決意までの経緯を書きます。

僕は、四国にある地元の底辺高校(偏差値41)を卒業しました。

そのあとは、俳優を目指して上京しました。

当時は演技や俳優の世界に夢中になっており、高3の4月に「30歳までは、俳優を目指し続ける!」という誓いのメモを書き、ずっと机に保存していたくらいです。

上京後は、「アルバイトをしながらレッスンやオーディションを受ける」という、いわゆる下積み生活を送ってしました。

しかし、俳優活動に全く進展がないばかりか、他にも不幸なことが続きました。


そして、しだいに精神的に不安定になって自殺願望さえ持つようになってしまいました。

うしくん
うしくん

暗い話でごめんなちゃいね

だんだん俳優として生きていくこと、芸能の世界に疑問を持ち始めていきました。

そして、その感情は、22歳のときに行ったネパール一人旅をきっかけにして強固なものへと変わっていきます。

初めて海外に行ったことで、自分の知らない世界を見て、視野が広がり価値観が変わったのです。

その当時、留学に行きたいという気持ちと、大学に行きたかったという後悔の二つの想いが自分の中で強くありました。

大学に行きたかったというのは、学歴コンプレックスがあり、勉強しておけばよかったという後悔の念が強くありました。

そして、ふと思ったのです。

「自殺するくらいなら、大学いっちゃお」と。

それこそ死ぬくらいなら、なんでもやったるぜ!みたいなノリでした。

それから、大学や大学受験を調べたりし始めました。

大学に行く場合、学費を考えると国公立一択で、場所も家賃等を考えると実家のある地元一択でした。

つまり、地元の国公立しか選択肢はないという感じだったのです。

まぁ、「行くならブランドのある国立がいいだろ〜」という感じはありました。

それで2015年9月中旬頃(当時23歳になったばかり)、地元の国立大学の入試情報について調べてみたのです。

すると、地元の国立大学には学びたい学部があり、入試科目も難易度が低く雷に打たれたような衝撃がありました。

「これだ。。これは行けるかも…いや、もう何が何でも行ってやる。」という感じでした。

あの時の感覚は今でも忘れることが出来ません。

「今から大学に行って、在学中に留学もしたら、ダブルで願望が叶えられる。」と考えたのです。

だいぶ割愛していますが、「大学に行こう」と決意するまでの経緯はこんな感じです。

大学受験を決意した理由

他にも大学受験を決意した理由はいくつかあります。

ここで、大学の受験を決意した理由を全て下記にまとめておきます。

勉強したい

・学歴コンプレックスを克服したい

・留学したい

・地元(田舎)で休息したい

・成功体験が欲しい

・非常識なことをやってのけたい

・ニキビを直したい

「ニキビを治したい」とありますが、当時、ストレスで顔のニキビが相当ひどかったのです。

それが嫌すぎて、人前に出たくなかったんです。

受験勉強なら、しばらく引きこもれますからね(笑)

これも僕にとっては、重要な動機の1つでした。

このように、受験勉強をする動機がたくさんあったので、すぐに行動にうつせましたし、結果的にモチベーションを維持し続けることができたというのはありますね。

受験勉強開始時の基礎学力は中一レベル

片付けられた机を探している少年

そして、2015年9月中旬に独学にて学習をスタートさせました。

小、中、高と全く勉強していなかったので、基礎学力はひどいものでした。

あの話題になったビリギャルさんよりよっぽどひどいですよ(笑)

彼女はビリギャルを売りにしてますが、中学や高校は進学校で偏差値も高いですからね。

僕の高校偏差値は41です。

中学3年のとき、5教科実力テストの合計点が100点を切ったこともあります。

合計点500点満点ですよ(笑)

全く自慢できることではないのですが、本当に基礎学力がなかったんです。

英語に関しては、「be動詞って何?」ってレベルでした。

もちろん、そんなレベルで大学受験参考書に着手しても理解できるわけはないので、すぐに中学の参考書を購入しました。

完全に一から勉強するモードでした。

参考書は当時のバイト先の面倒見のいいおばさんが一緒に本屋に行ってくれて、選んでくれました。

思い出しただけで、泣けてきそうな思い出です。

その時、中1、中2、中3英語の問題集(ニューコース)を購入しました。

この参考書は左ページに解説もあって、すごくわかりやすかったです。

2021年に発売された最新版のものを掲載しました。デザインやイラストなども変わっており、より良くなってますね。

中学英語三冊は一か月半で終了させ、その後はスタディサプリ(当初は受験サプリ)を活用して学習を進めていきました。

中学の範囲が終わったころに、友人や母親に相談するも「予備校行かないと無理だよ」と言われました。

しかし、僕自身は全く予備校に行く必要性を感じなかったので、独学で勉強していくことを決めていました。

当時は、ネットも普及していましたし、勉強の方法なんかもネット上に転がっていましたからね。

そういった情報を要領よく入手しつつ、独学で学習していくことに魅力を感じ、また独学で受かると確信していました。

まぁ、予備校に行かなかったのは、シンプルにお金がなかったというのもありますが(笑)

独学をするべきか?予備校に行くべきか?の記事はこちら。

その頃は、週5回ほどバイトをしていました。

バイトの日は帰宅してから4時間ほど、休日は8時間~10時間は勉強していたと思います。

一人暮らしで家事もありましたから、正直、かなりハードでした。

そして、そんな調子で勉強を続けていたんですが、

「この調子じゃ間に合わない」と思い、地元(実家)に帰ることを決意しました。

そして、東京でのバイトもやめて、家も引き払い、2016年7月に実家のある地元に帰りました。

帰郷してからも、自宅ではスタディサプリを活用して、ひたすら独学で勉強していきました。


バイトもしていなかったので、一日勉強に時間を充てられました。

実家暮らしで炊事洗濯等もしなくていいので、勉強にはすごくいい環境でしたね。

ただ、家にずっといると鬱みたいにもなるし、集中が切れるので図書館に行くようにしていました。

「図書館に行って夕方頃に帰宅する」

これが基本的な生活スタイルになっていきました。

まぁ、もとが怠惰な性格なので家でYouTubeを見続けたりもしたことは何度もあります笑

それでも、基本的には毎日5~10時間ほど勉強して継続していきました。

そんなこんなで勉強し続けて、徐々にセンター試験の過去問や模試等でも成績が上がっていきました。

勉強の流れは下記の感じでした。

中学範囲は参考書のみ独学で終わらせる

高校の範囲は受験参考書とスタディサプリを並行

スタディサプリがめちゃめちゃ良かったです。

塾や予備校に行くお金がなかったので、本当に助かりました。

料金の詳細表

スタディサプリHPより引用

塾と予備校だとこんなに違うんですよね。年間47万くらい・・・・

もし、「お金がないけど、独学は難しい」と考えている受験生(社会人含む)がいたら、まじでスタディサプリをおすすめします。

参考書で躓いたところもスタディサプリのおかげで突破でき、なんとかモチベーションも保てました。

参考書と並行しながら、スタディサプリを何周も何周もしました。

そして、2018年1月のセンター試験、2月の二次試験を経て、地元の国立大学に合格することができました。

 

スランプ期間(実は、2016年3~7月までほぼ勉強できませんでした)ものぞくと、だいたい2年間勉強した感じになりますね。

2016年の夏に帰郷したのに、2017年の試験は受けなかったの?

実は2017年も受験したんですが、不合格でした(笑)

2017年の時点で合格する力は十分ありました。

これは、精神論ではなく、模試の結果や偏差値的な意味で数字的な話です。

なぜ、ここを強調するかというと、

「2年勉強しないと。国立大学に合格できないのか」と思う方がいるかもしれないからです。

僕の場合は、2017年の試験前にいろんなことがあり、とても勉強できる状態にありませんでした。

またそんなことも影響してか、複数の科目で直近の模試や過去問で取ったことのない点数を叩き出したんです。

言い訳がましく聞こえると思いますが、最初の試験はイレギュラーだったのであまり参考にしてほしくないのです。

基礎学力が0でも難関国立を除く地方国立大学レベルであれば、期間は一年半程度あれば独学でも十分合格に持っていけると思います。

2年くらい確保できると理想的かなは思いますが。

もし独学で受験に挑まれるのであれば、こちらの書籍を読んでみてください。

スタディサプリの講師たちが熱く語ってくれており、めちゃくちゃやる気になります。

僕の大学受験物語の流れは、下記の流れでした。

2015年9月★受験勉強開始★
  ↓
2016年7月★帰郷★
  ↓
2017年3月★不合格★
  ↓
2018年3月★合格★
 

社会人で大学に入り直そうとしている方へ

社会人で大学に入り直すというのは、相当の勇気も覚悟もいることだと思います。

しかし、あなたが、大学に行く必要性を感じているのであれば、今からでも遅くはありません。

人生100年時代。終身雇用崩壊。転職が当たり前の時代。

生涯学習が必要な時代です。

僕は25歳で大学に入って本当に良かったと思っています。

人生に大きく関わることなので、慎重に決断することが望ましいですが、大人になって、送るキャンパスライフは感慨深いものがあって、素敵ですよ。

もし学習方法に不安があるのであれば、僕のような手順ですすめるといいです。

基礎学力が0の人でも大丈夫です。

東大や京大となると話は別かもですが(笑)

やる気があり、努力していくという前提であれば、「参考書」と「スタディサプリ」のみで、国公立大学、関関同立、MARCHレベルまで普通に合格できます。

スタディサプリについて14日間は無料体験が可能ですので、まずは登録して講義を受けてみたらいいと思います。

下記高校講座、大学受験用リンクです。

下記記事では基礎学力0から、国公立大学、関関同立、MARCHレベルの大学に合格するための方法を詳しく話しています。

最後に

いかがでしょうか?

この記事が少しでも、参考になればうれしいです!

最後まで読んでいただきありがとうございました☆

大学生
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底辺界隈出身のアラサー

コメント

  1. のの より:

    初めまして!私は大卒(底辺大学)ですが、どうしても学びたい学問があるのでもう一度大学に入学したいのですが、すでに28歳…
    貯金や受験対策をして大学へ入学したころには31,32歳ころです・・・
    卒業した年齢を考えると36,7歳・・・
    行きたい気持ちは強いのですが、半ば諦めているのでルイさんが羨ましく思えます。

    • ルイ より:

      こんにちは!コメントありがとうございます。
      大学卒業しているのに、もう一度大学に入学したいのですね。
      ちょっとめずらしいなあという印象ですが、素敵だと思います。
      確かに僕の場合は23歳で受験決意し、25歳で大学入学、29歳で卒業予定なので、30過ぎて大学に入学するパターンとはプレッシャーなども違うかもしれませんね。。。
      ただ、遅すぎることはないと思います。学びたい学問やご自身の生活環境(既婚で子供持ちとかだと厳しい部分もあるかも)にもよると思うので一概には言えませんが。
      私も受験決意当時や入学時に「人生だいぶ遅れたなあーー大丈夫かなあ」と不安はありました。
      しかし、今思えば、「入っといてよかった!23歳なんで若いときによく決意した!」と思っているくらいです。
      23歳当時は若い年齢なんて思ってなかったですからね。ここがミソだと思います。

      なので、もし、ののさんが思い切って受験を決意し、仰せの年齢くらいで受験、入学されたとしても卒業した頃(36.7歳?)には後悔なく、満足できている状態な気はします。
      「よく20代で決意したなあ〜30代で大学卒業できてよかった」と思えるかもしれませんよ。
       人生100年時代と言われていますし、30代でも学ぶ姿勢は大事だと思います。
      なので、どんどん挑戦していったほうが良いと思います。お互いがんばりましょうね!

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